・・と、翌朝パンジーにカマキリくん話をしたら
「こんな寒空の下になんて、カマキリくんが心配だよ!」
急いでテラスを探すの。え。探す、とは? 笑
とっくに自然界に帰ったのではー?
すぐそこにいた。笑
「あーよかった。もしよかったら
暖かい、家の中にいなよ。」と
とりあえず植木鉢の上に。え? あのー、
飼うの? 笑
しかもまさかの
放し飼い?
・・まあ、
いっか! (・∀・)
私でもつかめることがわかったし!
外で越冬できないのなら、
よかったらウチどーぞ!
なにが起こるかわかりませんね。
カマキリくんとの共同生活(放し飼い)ですよ。
さらに翌朝、開けたカーテンの上にくっついててビビる。
共同生活はいいけれど、さわれるけれど、いつも登場にビビる。笑
「カマキリくん、おなか減ってないだろうか?」
パンジーがネットで調べて、何か用意してる。
イスに乗って、手を伸ばして声をかける。
カーテンの上のカマキリくんに
「ほら、お水飲みなよ」
しばらくして気づく。
「カマキリくん死んでる」
カーテンにくっついたまま
息絶えていたのでした。
動かなくなっていたカマキリくんを
ちょっと悲しく、パンジーは
今度こそテラスへ。土の上。
「最後は、あったかい部屋の中にいられて
カマキリくんもよかったんじゃないかなぁ」
私もそう思う。ありがとう、
いいことしたね、パンジー!
これ。パンジーがカマキリくんに
「お水あげよう」と用意していた、
花瓶にコットンをつめて、湿らせたもの。
チューチュー吸ってもらうイメージだったのかな。
ちょっとおマヌケだったけれど、
カマキリくんに見せたかったよ。
52歳になったおじちゃんの、
この優しさを。