Quantcast
Channel: 奥山佳恵 てきとう 絵日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3947

カニの大冒険

$
0
0

みなさま、こんばんは! (・∀・)ノ

いつも御覧いただいてほんとうにありがとう!

たのしいコメントにこころから感謝です。

いつも、ほんとうーにありがとう!!!


きのうの松本くんもキレイでした♪

大人のたけのこの里もおいしいし、

ああほんと、しあわせだなあー!

毎日、いいことがいっぱいだ。


そうそう! きのう、ちょっとフシギな出来事がありました!

スンドゥ部の仕込みとしてね、またせっせとアサリの砂抜きをしていたのね。

アサリの砂抜きの時の「塩加減」って、みんなはいつもどうしている?

私は、波にもまれたときの海の味を思い出しながら

いっつもテキトーに塩を入れているんだけれど、

きのうはその塩加減がちょうどよかったらしく


アサリ、デロンデローン。

わあ、めっちゃリラックスしている!

実は中身、けっこう長いんだなあ・・・。

見ていて飽きない。ずっと見ちゃう。やばい。飼う勢い。


でも・・・みなさん、おくつろぎのなか大変心苦しいのですが

そろそろ冷凍させていただいてもよろしいでしょうか??

ボウルをゆすったら、みんなピュッ! と貝の中へ。

よしよし、きょうの砂抜きはバッチリだぞ、

と、わっさわさ貝を洗っていたら


カニがあらわれた!

ちっこいの。砂といっしょに、ボウルの外に!

・・・と、流される寸前のところでキャッチ。

よく見たら、まだ生きているよー!


見える??ちっこいの。

アサリにパクッと食べられたのかな?

でも、さっきのデローンで外に飛び出て

水洗いの難からも逃れて、生き延びたみたい。


このカニ・・・どうしよう?

ここまで強運だったんだもの。

うちのそばには海がある。そうだ、逃がそう!


パンジーに言ったらはりきって「よし! みんなで行こう!」


ちっこいカニを一匹、海に帰すため

一家そろって夕方の海に。

強風で寒い・・・。笑



お皿に入れられたカニくん。


「さあ、海にお帰り。」

カニを帰す、46歳。


しかしタイミングが合わない。

もう1度チャレンジだ!


ふたたび「さあ、海にお帰り。」

けれど、またしても波が!

応援する子どもたち。


「パパー! がんばってー!!」

「よーし、がんばるぞ。今度こそ!」

なにしているんでしょうか、私たち。


そのとき!!



ポチョン!

ああっ!!いま、

完全に放り投げたでしょ!


ザザーーーン・・・

「まっ、だいじょうぶだよ! 」と笑顔のパンジー。


そうだね。きっとだいじょうぶだね! と・・・思おう。


それにしてもカニくん、大冒険だったよね。

アサリに食べられ、水に流され、最後は海へ。

まさか帰れると思っていなかったんじゃないかな?

湘南の海がカニくんのおくちに合うといいんだけれど!


「大きくなって、またボクたちのうちに来てくれたらいいね。」

空良がキラキラした瞳で、海をながめながら言う。

「あら?このうち覚えているなー!って思うかな?」

なんてかわいいこと言うんだろう! トキめくわー。


「でも、そのカニ食べちゃうんだけれど。」


最後は冷静にそう言われた。クールだ。笑

そうだね。。。みんなの命のおかげで

私たちは生きているんだものね。

思わぬところで食育ができたよ。


カニくん、さらばだ。

大きくなったら戻ってきてね、

また出会えることを、おなかをすかせて祈っているー!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3947

Trending Articles